原子力政策は、再生可能エネルギーの普及の妨げとなっています。100%の安全性がなく、責任もとれない原子力発電は、今後一切建設しないことが大切です
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☆原子力に反対する15の理由☆
1,地球温暖化防止を妨げています
地球を守ることは「生命(自然と人)を維持すること」です。生命を大切にし続ける行為によってのみ、地球温暖化は防ぐことができます。国民の幸せを可能にする選択肢を追求することが求められ、エネルギー源での選択肢は、原子力ではなく、再生可能エネルギーの推進です。原子力は、放射能漏れや廃棄物の処理が懸念されます。再生可能エネルギーは「自然との共生」を可能にします。ドイツでは既に、原子力発電所の撤廃が決められています。ゆえに、再生可能エネルギーが普及しているのです。
2,管理体制がずさん
2007年年6月、匿名の手紙により、日本原子力研究開発機構の構内の放射能漏れが明らかになりました。今年に入ってから、電力会社のトラブル隠蔽やデータ改ざんも相次いで報道されています。不正点検は100以上。例えば、4月11日の報道では〈日本原子力技術協会によると、1999年に起きた北陸電力の志賀原子力発電所1号機の臨界事故は、制御棒が3本脱落。緊急停止システムも作動ぜず、人間に制御不能な「即発臨界」であった可能性が高い〉と公表され、管理体制のずさんさが明らかになりました。
3,耐震性に問題
1978年以前に建設された原子力発電所は、耐震性の確認が必要だと思われます。静岡県の浜岡原子力発電所の耐震性は、450ガル。通常、地震の揺れを最小限に押さえるために堅い岩盤の上に直接建設されます。耐震裕度向上工事は行われたようですが、岩盤と一体になるようには補強できません。なぜならば、建物全体を動かさなければならず、それはできないからです。地震の記録としては、2003年宮城県北部地震で2037ガル、2004年新潟県中越地震が2515ガルが記録されています。
4,TRU廃棄物やウラン廃棄物の安全確保に関する法令も未解決。問題は後世へ
生命を危機にさらす負債を両親から受け継いで、喜ぶ子供はいないと思います。放射性廃棄物の処理は、長期の管理が必要です。TRU廃棄物(超ウラン核種を含む放射性廃棄物)やウラン廃棄物は、管理に関する具体的な施策が制度化されていません。例えば、人体に有害なα線を出すネプツニウム237は、放射能の半減期が214万年もあります。214万年後、電力会社が継続されているのかも疑問です。自分達ができない後始末を後世に押し付けることを「持続可能な社会」と称するのではないと思います。
5,原子力発電のコスト5.9円/kWhは見直す必要があります
コスト5.9円/kWhにも疑問が残ります。TRU廃棄物の長期に渡る管理費用も見積もられていない中で、「原子力のコストは安い」と強調するのは、消費者に誤解を与える行為だと思います。また、事故があった場合を想定し、通常なら保険に入るものですが、積立さえも行われていません。チェルノブイリの事故では、子孫を含めて5億人が犠牲になったと言われています。事故を起こした発生者が責任を負うべきだと思いますが、きちんとした想定をされているのか疑問に思います。
6,国家予算4415億円は過剰な税負担
国民の負担は、電気料金の支払いだけで終わるわけではありません。国家予算として、税金が使われています。平成18年度の原子力関連の国家予算4415億円。多くの税金が原子力の推進に使われています。反対に新エネルギーに使われている税金は1570億円。再生可能なエネルギーの重要性が高まる中、予算の確保はもっと充実させる必要があるように思います。資源エネルギー庁は、何故、原子力を優先させるのか、それも考えてみる必要があるように思います。
7,資源エネルギー庁の予算獲得のための政策!?
省庁において、予算取りが最も重要なお仕事です。資源エネルギー庁にとって原子力は、一番大きな予算枠であり、魅力があります。なぜならば、増やせば増やすほど、地域への交付金や研究費が増え、年々予算は拡大傾向にあるからです。逆に、太陽光発電や風力発電であった場合はどうでしょうか。設置費用はかかりますが、後はメンテナンス費用が中心となり、年々予算は必要なくなってきます。法に照らしてみても、資源エネルギー庁による原子力の推進は適さないと思います。
〈参考〉中央省庁等改革基本法(経済産業省の編成方針)
第二十一条 経済産業省は、次に掲げる機能及び政策の在り方を踏まえて編成するものとする。
一 経済構造改革を推進すること。
二 産業政策について、次に掲げるところによること。
イ 個別産業の振興又は産業間の所得再配分を行う施策から撤退し、又はこれを縮小し、市
場原理を尊重した施策に移行すること。
※ 解説:原子力発電は個別産業に該当すると思われます。発電主として利益を得るのが電
力会社に限られています。一方、太陽光発電や風力発電は、発電主が個人や複数の企業
に及ぶため、個別産業にはなりません。水力発電は水資源を利用し、共通の資産を主に
使っているため、公共事業としてみなすことが可能です。ウランは負債だと思います。
火力発電は補助金が出ていなれば問題にならないと思います。
8,作るより解体する方が高い原子力
作るより解体するほうが高くなるのは、建物に問題があるからです。東海発電所の建設費は465.2億円。解体費用は927億円です。内訳は、解体工事費348億円、放射性廃棄物処理処分費580億円。また、六ヶ所村の再処理工場は、今後80年間運転した場合、総額約18.8兆円が必要と試算されています。再処理工場の建設費は2兆1,900億円。解体費用の見積りは1兆5500億円。解体費用が建設費より安い見積りには疑問が残ります。
9,エネルギー効率はいいとは言えません
ウランは、数十年使われます。使われた後の放射性廃棄物は、数百万年という管理が必要なものもあります。長いほど問題がでてきます。地層が変化するからです。地震や火山、隆起・浸食・・・。現在の日本も100万年前は海底だった場所もあります。もし、隆起してしまったら、海底に埋まってしまったら。どう管理していくのでしょうか。現在、数十万年先まで推論されているようです。しかし、その先は。未来予想図がわからない中で、安全だと主張し、放射性廃棄物を地中に埋めているのです。
10,人々の平穏な生活に泥を塗る行為
かつて、多くの人々が、原子力や関連施設の稼動に反対しました。100万人近い署名を集めた団体もあります。それにも関わらず、原子力は推進されています。2005年・日刊工業新聞「原子力に関するアンケート」では、原子力立地地域の人々が、容認する理由として「他の電源だけでは将来の電力需要がまかなえないから 55.8%」「温室効果ガスの排出がほとんどないから 22.5%」を挙げました。他人の事を考えてくれている中で、私達は危険を無視し、恐怖を一方的に押し付けているように思います。
11,他人事と思えなければ進められない政策
原子力の推進は「無責任さ」の象徴です。もし仮に、放射能漏れで誰かが大きな被害を受けて苦しんだとき、原子力発電を推進してきたすべての人は、それが自分に責任があることに気づくことができるのでしょうか。気づいたとしても、被害者に代わってあげることはできません。一生面倒を見続ける覚悟はできているのでしょうか。原子力の推進は、他人事と思えなければ推進できないと思います。他人事で地球温暖化を防ぐことができると思っているとしたら、大きな勘違いだと思います。
12,軍事に結びつきます
原子力は、軍事的な利用を可能にします。原爆や劣化ウラン弾・・・。原子力は、元々は原爆の応用から始まり、原爆の目的は人殺しでした。なぜ、政府は原子力を推進するのでしょうか。再生可能エネルギーという選択肢は、既に用意されています。原子力に固執するのには、何か意味があるように思います。私達は、死との共生によって、生きていくことはできません。地球温暖化を防止するために必要なことは、自然と共生し、世界をひとつにまとめ、資源を分かち合い、協力し合うことです。
13,誰も責任をとれない政策
事故が起こったとき、誰かが責任を取ってくれるわけではありません。健康な肉体を誰かが提供くれるわけでではありません。もし被爆した場合、通常、金銭的なやり取りが行われます。しかし、お金を手にしたからといって、健康になれるわけでもなく、楽しく日々が過ごせるわけでもありません。お金=責任ではなく、お金が責任をとってくれるわけではありません。責任がとれないからお金という結果になるのです。死んでしまった人は、生き返ることはできません。
14,地球温暖化を防止するために求められるマインド
地球温暖化防止は、最も困難で、強い信念が求められる人類最大の挑戦です。安易に他人に流される心の弱さや依存心、妥協によってでは、地球温暖化は防ぐことができません。立場ある科学者の多くは、原子力を推進しています。しかし、本当に心から信じられるものなのでしょうか。政府の方針だからと、流されているように思います。また、原子力の賛成派の人と接してみて、洗脳されているように感じた人もいました。心の弱さや倫理観の無さは、地球温暖化を進めるだけです。
15,地球はひとつ
かけがえのない地球。地球に存在する全て生命を対象に、その言葉は使います。人類は自然と共生しなければいきていくことができません。それにも関わらず、自然への感謝を忘れ、エゴイスティックな感情に基づき行動しています。世界は豊かさを手に入れようと必死です。しかし、豊かさとはなんでしょうか。「自然」だと思います。物と言われるもので、自然の恵みでないものは何ひとつありません。私達は自然からたくさんの恩恵を受けて、豊かになっているのです。恩返しは当然の行為だと思います。
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