契約更新書

問題となっている物件の「契約更新書」などを確認してみました。

特記事項に「建物が古く、入居者制限もなく、ペット可ということもあり、音・臭いアレルギーのある神経質な方は契約不可です」とありました。

その前の「契約更新書」にはそのような記載がなかったので、隣人トラブルが起きたことで追加したのだと思います。

それにしても、不自然。

「入居者制限がなく」とあるのに「契約不可」にしているというのは、入居者を確実に制限しています。

「音・臭いアレルギー」ありますが、音・臭いにアレルギーにあるとは聞いたことがありません。アレルギーは、通常、「物質」によるものではないでしょうか。

「契約不可」と記した上で、契約しているのですから、逆に、私は「神経質ではない」と管理人も判断したことになります。

どうしてこうゆう契約をするのでしょうか。

当時は、聞き流す程度でしたが、よく考えてみるとすごくおかしいです。

通常、契約更新書は、検討が済んで、更新することが決まった後で渡すものだと思います。

こうゆうことを「今頃」記したところで、逆手に取られるだけです。

契約書は、「今後」の話をするものだと思います。

「契約不可」ではなく、「契約解除」ならわかります。

正直に言いますが、素人と目に見ても、ひどいです。

全住民(14部屋)にとっては、有利だと思いますが・・・。

2021年06月25日