難聴・耳鳴症を患って
被ばく者訴訟のイメージと重なる民事事件のお話です。
2019年4月末、賃貸住宅の隣の部屋の男性の夜中の1,2時の電話の会話が半年続き、眠れない日々を過ごしました。
男性は、出来立ての恋人と話していたようです。
うるさい時には、毎回、壁を軽くノックしました。しかし、注意を無視されるようになりました。
そのため、我慢し、睡眠鎮静剤を40日以上飲む日々を強いられました。
大家(管理会社)に相談し、その日のうちに電話で注意してくれたのですが、隣の男性は、またも深夜に会話しました。
その結果、ストレスにより、難聴になってしましました。
男性と一緒に病院に行きましたが、医師には「ストレス性難聴」と言われてしまいました。男性は自分に責任があるとわかっていたので、治療費は負担してくれました。
ところが、恋人の女性からは責め立てられ、再び、ショックで眠れない日が数日続きました。
そのせいもあってか、右耳45デシベル(深夜の騒音規制と同じレベル)、右耳30デシベルの耳鳴りが残ってしまいました。
その結果、障害者手帳を取得するに至りました。
訴訟を考えた理由は、においのなく、暴行を受けたわけでもない病状は、被ばくに似てもいると思ったからです。辛くても、率先して闘おうと決めました。
男性は途中で引っ越し、逃げてしましました。
その矢先、大家の詐欺が発覚。大家(宅建所有者)は、何人もの住民を騙して利益を得ていたのです。築年数を10年以上も偽って募集していました。経緯を下記にまとめました。リンクさせてあります。
更新日 | タイトル |
---|---|
2019年07月25日 | 難聴になって(2019/07/25~) |
7月27日 | 騒音おばさん |
7月29日 | 騒音と不眠 |
7月31日 | 睡眠改善薬 |
8月25日 | 赤外線サーモグラフィ |
9月02日 | 築年数の嘘 |
9月13日 | 赤外線サーモグラフィカメラ 基礎セミナー |
10月09日 | 自立支援医療受給者証 (精神通院)到着 |
10月22日 | 逃げた加害者 |
12月03日 | 築年数(最大11年)の嘘は2012年~ |
12月23日 | 耳鳴りの状況 |
2020年9月02日 | 「第2」の外壁塗装 |
9月10日 | 睡眠の妨害30dB~ |
9月17日 | ストレスと睡眠 |
9月20日 | ストレス・睡眠不足→ 突発性難聴 |
11月03日 | 心理的瑕疵 |
11月21日 | ストレスの原因 |
2021年1月18日 | 漢方治療 |
4月30日 | 状況が瓜二つの判例 |
5月11日 | 取消し |
5月21日 | 宅建業者の守秘義務 |
5月21日 | 瑕疵に関する判例 |
6月16日 | 自殺告知しない賃貸は不法 |
6月22日 | 優良誤認 |
6月25日 | 契約更新書 |
6月28日 | 消えた証拠 |
7月01日 | 食品偽装 |
7月05日 | 重要事項説明書 |
7月20日 | 障害者手帳受給 |
8月10日 | 障害者雇用 |
8月22日 | 転職活動 |
11月24日 | 民事訴訟 |
12月24日 | 証拠の優越 |
2022年1月12日 | 重大な過失 |
1月26日 | 鼻血 |
2月06日 | 簿記3級 |
2月26日 | 個別指導 |
4月22 | 判決 |
4月26日 | 警察 |
逃げた男性の行き先や職場を聞いても、大家はわからないと主張。私が入居するときには、父にも職場にも電話していました。
大家に病気にさせられたわけではないですが、隣人男性も騙されて入居した可能性が高いことから、大家を通して争おうと思い、提訴。
結果は、棄却。
武部智子裁判官が担当でしたが、なんと、騙したとしても、住居に不具合や転居を考えなかったとして、問題ないとするものでした → 判決文

不具合がなかったというは勝手な空想です。そんなことは双方、一言も言っていません。焦点になるとは思わず、伝えていませんでしたが、不具合は多々ありました。
第一、不具合がなかったら詐欺をしてもいいのでしょうか。騙されていれば、更新するのは当然です。詐欺をしていい理由にはなりません。
仮に、バレなければいいという発想なら、詐欺師と同じ考え方です。よほど、謝罪や良い行いをしていて許すなら、まだ理解できます。
騙されたと気付いた後も更新はしましたが、隣の男性が引っ越す前で、話し合いをしなければならず、治療費も何十万もかかったからです。部屋での自殺だって考えた時期でした。心情への考慮は一切ありませんでした。
騒音も予見できます。状況が悪化したら、簡単に責任を逃れていいものなのでしょうか。健康被害で、一生背負う話なのです。
例えば、健康被害が出た後で害があると気づく病気もあります。水俣病、アスベスト、エイズ、カネミ油などの問題があります。どれも予見はしていなかったはずです。
大家の弁護士については、仲介業者が虚偽広告を行ったとしていました。罪を擦り付け、裏どりもありませんでした。冤罪だと思います。
その結果、2か月も経たないうちに虚偽広告が再開。常習性を示す証拠は約30件出しましたので、見抜けないわけないです。また、過去に 正しい広告は1件も見つけられない状況でした。
裁判官が詐欺を戒める法律や証拠、障害を無視。何百万円も騙し取られ、大勢の被害をスルーした結果、詐欺が繰り返されています。結果的に、詐欺をほう助したと言えるのではないでしょうか。
自らの役目を見失った裁判官は、辞めさせるべきです。犯裁判官の人件費は税金。無駄使いです。詐欺を容認する判決に違和感を覚え、控訴を見送りましたが、正解でした。
ただ、裁判官にも良い人はいます。性的暴力の被害を受けた女性に対する虚偽の中傷投稿に「いいね」を押した国会議員に賠償命令を出す裁判官もいます。ゴマをすってもおかしくない状況ですが、国民に手本を示すこと選んだのだと思います。

福島原発事故で被ばくして病気になったり、後遺症が残ったと思う人は提訴に挑戦してみて欲しいです。
意気消沈していても、気分は明るくならないです。敗訴しても、得るものはあるときは、心も落ち着いてきます。
マイナスをプラスに少しでも変えていくことで回復に向かっていきます。脱原発に向け、前向きに進んで行くことを心から望みます。一歩ずつ、一歩ずつ・・・。